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April

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佐野はるか 展/Haruka Sano 陶器

2010.4.10 [sat.] - 4.18 [sun.]

佐野はるかさんの作品は、オブジェであれ器であれ、その一瞬と対峙しようとするアーティストとしての想いが込められていると感じます。
所有してくださる相手に失礼がないようにという作者の想いが、作品をとおしてさりげなく真摯に伝わってきます。

「かつて愛犬が死んだとき、骨壷を作ってあげました。骨になった上に芽が出てくるような感じがいいかな?と思って作った蓋物が、今の作風のもとになっています」

「摸刻をたくさんしたので、カタチが持っている法則など、有機的なラインは的確に再現できます。でも、そのままというのではなく、そのリアリティーを残しつつ、実在しないカタチを表現したいと思っています」

佐野さんにとって『土と釉薬の関係』の妙も、この仕事の面白味のようです。
“仕掛けて焼く”という焼き物としての質感と色合いにこだわり、作品それぞれに尽きることのない試行錯誤が繰り返されています。

「青年期の悩みから抜け出せたのかな? 最近、湿気たものより、乾いたもののほうが好きになりました」と、一笑する佐野さん。
とらわれることなく、自然体で制作している自分に、心地良さを感じることもあるそうです。
今回の個展では、蓋物に加え、オブジェとしての大きな作品も出品されます。
佐野はるかさん特有の世界観を感じてください。

ストアコラムのカテゴリー『つくる・人』  ぜひご覧下さい


 

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