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2009.12.1 [tue.] - 12.8 [tue.]
川端健太郎さんは“手びねり”の技法を中心に、磁土をつむぐかのようにカタチを生み出していきます。
それらの作品からは、細やかな指先の感触を通してやっと命を授かったような、愛おしさが感じられます。
磁土の白い肌に、にじむように施された釉薬の色合いは、妖艶で、観るほどにその細やかな施しに引き込まれてしまいます。
磁土を細長く切り、引き延ばしたり、薄く広げて指先でクルクル巻いたり、小さく丸めて貼り付けたりと、自在に土を操ってしまう川端さん。
他の素材を本体に埋め込んだりと、創りながらの発見や判断に忠実に対応していく過程が、今までにない圧倒的な独創性を感じさせます。
そんな稀な持ち味に加え、川端さんの作品タイトルには、テーマとなる捕らえどころがあるようです。
「スプーン」は「女」であり、フタモノの「種」は「妊婦」、そして「掛け花」は「鳥花」など。
そして今回は、『Cカップ』。
あえて、その意味は問わず、、、。
未だ見ぬ新作が楽しみな個展です。