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October

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平川鐵雄 展/Tetsuo Hirakawa 陶器

2008.10.7 [tue] - 10.14 [tue]

パラパラと料理雑誌を見ていて、すぐに判る平川さんの器。
ごそっと重たそうで、てらいが無く、存在感あふれる器です。
かと言って、土もの特有の“侘び寂び”の趣きではなく、自然物としての土が、もともと備え持っている“味わい”が生かされた焼き物です。

平川さんの制作は、東北・関西・東海地方など、トラックで土を採集することから始まります。
均一に焼き上がる土や、意図どうりに納まってくれる土を求めるのではなく、あえて自然の混じり物や成分を多く含んだ土を、期待を持って選んでいきます。
もちろん、釉薬となる灰も自ら作ります。
土・釉薬・焼くという出発点に戻って、それぞれの掛け合わせの関係を選択し、仕掛け、最後は炎の神様に託して、、、。

今年65歳の平川さん。
「なにしろ飽きたことが無い。止めたいと思ったことも無い。売れても売れなくても、変わらず同じ気持ち。この焼き物の仕事をずうっと続けていけたら良いなあ、、、という、ただそれだけの平常心で作り続けている」

そんな日々の生活の中で、ふと気がついたり、感じ入ったり、ちょっと残して置きたくなる心のメモが、俳句のような平川さんの言葉で、長い年月書き留められています。
今回の個展ではそんな句を30選以上、選りすぐってご紹介します。
作品と共に、陶芸家・平川鐵雄という人が持つ風情も、ぜひ感じとってください。

今年の展覧会では、いつもの一品モノに加えて、日常の食卓で使える小鉢、皿など、組み物の器も多数出品されます。

ストアコラムのカテゴリー『つくる・人』  ぜひご覧下さい

平川鐵雄HP


 

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