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July

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相場るい児 陶展 

2008.7.19 [sat.] - 7.27 [sun.]

―水魅山妖 すいみさんよう―

相場さんの手から生み出される陶器の動物たちは、観念し、じっと感情を押し殺して、長年そこにたたずんでいるかのようです。
余すところなく、細部にまで神経が行き届き、命が吹き込まれているようです。

型を使わず、土を指先で膨らませ、一本のヘラで細かい表情を加えながら、立体作品に仕上げていきます。
「自然に存在するもののカタチをただ写すのではなく、一度自分の中で消化した上で、あえてカタチに留めたい」と話す相場さん。
どんなに小さくても、自分のメッセージを込め、エネルギーをそそいで時間をかけて制作します。
「昔の根付け職人さんのように、もっと、もっと細部を精密に創りたいと思っています」とも。

「日本の妖怪は、愛嬌があって可愛いいんです。怖いだけでなくユーモアもあるし、西洋のモンスターとは印象が違います。悪戯だったり、生活に根ざしたものが多いんです」
“鳥獣戯画”や“百鬼夜行”など、昔の妖怪のキャラクターを知った上で、自分の作品に仕立てて行くこともあるそうです。

タイトルの『水魅山妖』とは、水の中、山の中にいる妖しいもののこと。
水辺や野山を駆け巡る有形無形のあらゆる息吹を陶に閉じ込め、夏という季節を意識した新作が揃います。
唐子、蛙、金魚、蝙蝠、猫、妖怪など、、、。
細工の技術の難度もさることながら、芸術性もあわせてご堪能ください。


 

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