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2008.7-10 [tuh.] - 7.17 [thu.]
浜坂さん独特の生暖かいフォルムと色彩感覚は、観る者を癒してくれます。
そしてなにより、浜坂さん自身が解放され、楽しんで土と対峙していることが感じられます。
水彩絵具が消すことのできない色を重ねていくように、出来上がりをイメージし、逆から仕掛けていく彼女流の“泥漿鋳込み成形”が今までの制作の主流でした。
今回は、手捻りによる白化粧の土ものが半分以上を占めるようです。
「フォルムを活かすよう、絵柄はシンプルに一色で描こうと思っているので、絵に専念できます。全体の配色を決めて、色の順番を考えながら創る泥漿鋳込みの制作と違って、とても気持ちがいいなあ~~と、なんだかいい感じです」と。
去年、女の子を出産し、今までとは全く違った生活のリズムのなかで、あえて陶芸の仕事もやってみようと、今回の個展に挑戦してくださった浜坂さん。
「子供とは、いつも穏やかな気持ちで接していたいと思うので、今までのような個展前の気負いは無く、制作している自分と子供に接している自分とのバランスが、とても気持ちいいです。モノを生み出す行為は、私にとって気持ちいいことだと、しみじみ思いました」と、“気持ちいい”を連発してくださいました。
その時々の状況や心の持ちようで、生まれる作品も違ってくるはず。やってみたいことは、とりあえずやってみようと、、、そんな心境の浜坂さんの個展です。
今までの色絵の鉢・カップなどの器も、あわせて出品されます。