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2007.8.18 [sat] - 8.26 [sun]
日本の漆喰に、
CGで表現した絵をフレスコ技法とストラッポ技法を用いて描いた不思議な絵画たち........
新しく、また古びた表情をお楽しみください。
『ストラッポ技法』というのは、壁画の修復に使う技法。
壁に描かれたフレスコ画の絵具層だけを剥がして、布のパネルに移し替える転写方法です。
多摩美術大学のグラフィックデザイン科在学中のころから、商業空間や催事などで、壁画を描く仕事を続けている前田さんは、この技法をきっかけに独自のアート表現を開始しました。
この転写技法を、C.G.というまさに現代の技法に置き替えて、日本古来の素材である漆喰に写し取ってみようと、、、
また、構図に意味合いを持たせず、グリットで処理することで、より観る側の想像力をかき立ててみようと、、、
“P.C.用語で言う Interactive(双方向性)です”と、笑う前田さん。
アーティストが一方的にメッセージを与えるのではなく、観る側にも入り込んでもらいたい。
なにかを感じとり想像をふくらませることで、双方が通信感覚を持てるようなアート作品が狙いのようです。
遠く懐かしい感覚が呼び覚まされるような古びた質感と、無機質な現代表現が同居している、不思議な世界です。