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2007.6.9 [sat] - 6.16 [sat]
空のうつわと氷の箱
武蔵野美術大学在学中、大迫友紀さんは陶芸を専攻していたそうです。
表面のテクスチュアーを塗り重ねる面白さを狙って制作していましたが、重ねるほどに前の質感が消えてしまう陶芸に満足がいきませんでした。
外から透けて見えるガラスの素材だったら制作上の重なりが、奥行きとして効果的に表現できるのでは、、、と、卒業後、卯辰山工芸工房でガラスを学び、今に至っています。
キリムワークによる変形のフラット状の皿は、グラデーション効果のある色で装飾を施したいと、色ガラスは自分で作っています。
また、立体的な造形にも挑戦したく、粘土で型取りして制作されたフタモノも出品されます。
“普段の暮らしの中で、無意識に感じている光や風景など、空気の中に漂っているものをガラスという素材を通して表現してきたい”と話してくださいました。
幻想的な金沢の雪景色がテーマの乳白色のガラス、空気を色で表した水玉模様など、大迫さんの自然観が表現されたガラス器が揃います。
1979年生まれ。27歳。
若いエネルギーに満ちた初個展です。