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May

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寺井陽子 展/Yoko Terai 陶器

2007.5.22 [tue] - 5.29 [tue]

私の仕事は紙と滑りのよいペンから始まります。
無数に描いた形の中から、
立っている姿を見てみたい 触れてみたい
と思ったものを選びます。
そしてワクワクしながら土に向います。

ヒトの体のしなやかさ 植物のツルが絡む様子
湿った空気に包まれ呼吸している苔の感触
熟れすぎた木の実の匂い
日々起こるちょっとした感動が
密かにラインになって現れ
作品に変化を与えてくれているように思えます。

現在の私と惹きあうモノを作り続けたいと思います。


と、この“ことば”こそが、まさに寺井陽子さんです。

“私の思いどうリに、どんなカタチにもなってくれる土を触っていると、改めて、この触り心地が好きなんだと実感します。そして時間が経つほどに、その感触がしっくりと自分になじんでいくのを感じます”と、話していらっしゃいます。

生き物が結果として保っているような微妙なバランス感覚が
彼女の体感なのでしょう。
有機的なフォルムですが、無理に創り込もうとせず、
手捻りにより、ひとつひとつていねいに成形された作品は、
それぞれに命が授けられたかのようです。

最近、気になっている色は、“ブルー”とか。
今までは、カタチに合う質感と色合いがテーマでしたが、
“ブルー”という色を意識して、似合うカタチを模索中。
そんな新作も出品されます。

日本人特有の「雅」の香りを持ち合わせたアーティストです。


 

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