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April

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片山亜紀 展/Aki Katayama 陶器

2007.4.16 [mon] - 4.23 [mon]

これだけ手をかけてまでも、やはり陶芸での表現なのかと不思議に心誘われる作品です。
色合いや文様を計算に入れ、何層も重ねた土の塊から意図した形をくり抜いて形作られた器です。

片山亜紀さんは広島県の片田舎に生まれ、自然環境に恵まれた幼少時代を過ごしています。
大自然が造り出した造形や質感が、彼女の美意識の原点になっているようです。
年代を重ねた地層、風化した石の質感、何年も眠っている海底の貝や珊瑚など。
今だに、植物、石、山などの写真集を見ることが大好きだそうです。

シンメトリーの形は落ち着かないのでしょうか。
京都芸術大学在学中から、片山さんは手捻りによる器を制作しています。
わずかに歪んだ曲線は、彼女にとって居心地の良い納まりなのでしょう。
”在学中、木工か陶芸かどちらを選ぼうかと迷いました。
やはり自分は工芸的な作業が好きなんだと思います”と話す片山さん。

サボア・ヴィーブル初個展では、一年位前から始めた「くり抜き」の作品と、かつてから続けている「手捻り」の作品,両方が揃います。
”一見離れているように見えるかもしれないけれど、自分の中では繋がっている行為なので、全部を見て欲しい”と。
悠久の自然の様を、器という小さな世界にも転化したい、、、と、制作を続けている陶芸家です。


 

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