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2007.4.7 [sat.]- 4.14 [sat.]
----------花の器-----------
北海道、札幌に生まれ育ったからでしょうか。栄森文枝さんは、どこか大陸的で鷹揚です。
そして生きているもの、特に植物や花が大好きです。
高校時代の校舎が森林公園の近くにあったこともあり、美術部に所属しながら、頻繁に森の中を散策していたそうです。
植物に導かれるように、道がなくてもどこまでも、気持ちの赴くままに森林の中をさまよっていたようです。
“これらの植物を気軽に活けてみたくなる花器がない”と気づいた時、ふと、制作意欲がわいたとのこと。
華道というジャンルではなく、一輪、二輪咲いている草花そのものの可憐さが伝わってくる“花の器”を創りたい、、、その一心で、制作を続けている陶芸家です。
花が収まりやすいよう口もとを小さくしたり、美しい向きを保つための花止めを作ったりと、細かい配慮がされています。
今回の個展では“枝”シリーズの壁掛花器をメインに、白以外の柔かな色みの釉薬や、金銀彩の上絵を添えた新作も加わります。
会期中、毎日のようにお花屋さんに足を運び、会場で花を活けている栄森さんの姿が目に浮かびます。