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鈴木秀昭 「オブジェの器』 展
2007.3.20 [tue] - 3.27 [tue]
鈴木秀昭さんの作品といえば、密度の濃い絵付が特長です。
細密画のごとく果てしなく描きこまれた文様と、金彩を含む
多様な色彩は、曼荼羅、天空、宇宙と、どんどんトランス状態に陥りそうな衝撃的な世界です。
アメリカのクランブルック・アカデミー・オブ・アート大学院で陶芸を学び、その後カナダ、オランダ、韓国などでオブジェを制作。フランス、ドイツ、オーストラリア、スイス、イタリア、南アフリカなどで意味ある賞を獲得し、また、数ヶ国の美術館コレクションにも選ばれるという、海外での評価も高いアーティストです。
鈴木さんは、最近新しい粘土に出会って、新たな作品制作に意欲を燃やしています。
かつてからのオブジェのテーマ”縄文シリーズ”は、黒や茶系のダークな色彩の土物で制作されていましたが、骨のような、鋭利な印象の白色に焼き上がる磁土に出会い、生活にとけ込む軽やかな白い縄文オブジェに挑戦です。
また器に関しても、今までの九谷の和絵具から、トルコ釉の青に洋絵具を使った軽いリズミカルな絵付を試みています。
日本帰国後の初個展から6回目。今年は、そんな意味深い作品展になりそうです。
”生活の中でのアートという視点で、鑑賞という意味合いを大切に考えて制作していますが、ここにきて、再度自分らしさを掘り下げ、ひとつ、ひとつ創り上げるための、考える時間を大切にしようと思っています”と語ってくださった鈴木さん。
普通に使える器、アート性の強い器、そしてオブジェと、、、
アーティストとして、それぞれに思いを込めて制作された作品が揃います。