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2006.9.15 [fri] - 9.21 [thu]
”ラフォーレ グランバザール”のシリーズを皮切りに”NTTドコモ””のどごし生”など、今では彼の手掛けたC.M.を目にしない日はないと言われるほど、ご活躍中の谷田一郎さんです。
イラストレーターのアシスタントをしていた10年位前から、絵画か、彫刻か、自分の世界で終止できるアート表現の可能性に心の高鳴りがあったそうです。
独立し、少なからず自由な時間を得てからは、絵を描いたり、粘土をいじったり、木を彫ったりと素材を相手に造形表現をしながら依頼されたディレクターの仕事もこなしていたそうです。
2年半前に事務所を移転。個室を持ったことがきっかけで、忙しい仕事の合間をぬって、一人きりの空間と時間を余すことなく木彫りの制作に費やしています。
かつてから、人物をモティーフにした作品が多かったそうですが、お嬢さんが生まれ、育ち、家族という日常の慈しみをたんたんと表現するに似つかわしい年齢になったということでしょう。谷田さん特有の”照れ”が言葉以上の創作意欲につながっているように感じます。
そして、木と対峙している時間が、谷田さんにとってかけがえのない日常でもあるようです。
自然にさらされ朽ちていった木の歴史に、気負うことなく、たんたんとあえて彫りを施した作品は、不思議なエネルギーを持って見るものを引き込んでいきます。
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