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December

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東 日出夫 展/Hideo Azuma 漆器

2005.12.22 [thr] - 2006.1.8 [sun]

「漆」というと、わび・さび、伝統、ぬくもりなどストイックなイメージをお持ちの方が多いかと思います。
『漆アート』というタイトルをご自分のH.P.に掲げているように、東さんは、現代美術のクリエイティブな発想感覚を、漆という伝統工芸の技術をもって表現することを狙いとしているアーティストです。

蒔絵の技法による錫の金属的な質感の仕上げ、漆絵の文様としての古文字や中原中也の詩、落書きと称する火山灰によるレリーフ状の抽象模様、シロアリの痕跡からヒントを得た虫喰いの彫り模様など、、
一方で、伝統的な鎌倉彫の技術をふんだんに生かし、多大な時間をかけて、俵屋宗達の風神・雷神の椀を彫り上げたりと。。
どれをとっても、とにかく独創的です。そして時代を経ても新鮮です。
卓上の東さんの漆器には、器を超えた華やぎがあります。

吉本隆明とタモリを愛し、12ch.の経済ニュースに発奮し、サッカー選手として地元のシニアチームで今だ現役で活躍。サッカーの『公認コーチ』の資格も持ち小学生のチームのヘッドコーチに就任した時は県大会にも出場とか。
テニスの腕も人並みはずれてスゴイ。
一方、自動車の整備やパソコンなど『メカ』にやたら強く、ミシンがけも得意で自分のシャツや奥様のジャケットを縫い上げた事も。

固定観念をもたず、興味をもったことには純粋に突進。
かといって偏らず、不思議なバランス感覚を持った人です。
55歳。残っている全エネルギーを吐き出すかのように、今また新たな気持ちで漆の仕事に燃えているアーティストです。

東 日出夫ホームページ


 

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