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2005.12.14 [wed] - 12.20 [tue]
日本のガラス作家では、あまり馴染みのない「パート・ドヴェール」という技法で制作を続けているアーティストです。
ひとつの型でひとつのモノしか採れず、かなり難度で手間のかかる仕事ですが、そんな時間と手間をもろともせず、大室さんの作品は色鮮やかで、見る人を挑発するかのように輝いています。
独自に工夫された手間と持ち前の色彩感覚が、長い工程を経て狙いどうりに華やぐのでしょう。
今回の個展では、念願のガラスの蓋物に取り組んでみたいとのことでした。
古くは更紗など、中央アジアの伝統的な文様からモティーフを選んで、手の込んだこってりとした色合いの作品作りに挑んで下さいます。
香合など蓋物は、かつてから多くの工芸作家(陶芸・漆芸・ガラス)が試みて尽きないテーマのようです。
ガラス鉢などの新作も含め、大室桃生さんの小箱も楽しみです。
*パート・ドヴェール:紀元前16C頃にメソポタミアで考案された技法といわれ、耐火性の型の中にガラスの細粒を詰め加熱焼成します。素材の用い方により色彩、文様、透明度などが自在に調節できます。