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March
正木春蔵 展 / Shunzou Masaki 磁器

2005.3.24 [thu] - 4.3 [sun]

「茶具的世界」

あそび『遊』(文学や芸術の理念として)人生から遊離した美の世界を求めること
あそ・ぶ『遊ぶ』 自分の楽しいと思うことをして心を慰める

広辞苑に記された、多くの訳の中で、正木さんらしい『遊』を選んでみました。
サボア・ヴィーブルでの個展は、毎回普段の仕事から離れて、正木流遊びがテーマです。

古いモノの引用では、ルーツは青銅器時代の祭器の形にまで至り、正木さんらしい染め付けと色絵でアレンジされました。
また、今やお蔵入りされてしまった、昔よく使われたもの(かめ、火鉢、壷、)や、蚊遣りを現代風に、お洒落に再現した個展も開催しました。
最近では、絵柄などの華飾の要素は、遠くインドのテキスタイルやデルフトの文様など、日本以外の文化圏からも、ヒントを得ています。
生まれもった絵心は、美しく、リズミカルに、楽しげに遊び、時に肩の力が抜け、こちらの気分と同化してくれます。

正木さんは、不思議なヒトです。
陶芸界では、まれにみる恵まれた環境に育ち(幼少の頃に、魯山人とのご縁もあり、、)
幅広い知識と、感性が自分の引き出しにあふれ、
たんたんと多くの知人を有し、
本質を見極め、頑張らず、欲をかかず、
仕事がうまくいく程に、ヒトさまの期待を裏切ろうと、、ウイットにとんだ皮肉まじりの洒落で、自分らしさに努力する。

かつて、茶人というヒト達が支えた文化がありました。
正木さんは、残り少ない平成の茶人の一人かと思われます。

今回のテーマは「ぜひ、茶飲み友達とご一緒したいお茶時間」
また、「一人でも、自分好みで満たされたい、お茶時間」とか、、、
日本茶、中国茶、紅茶、コーヒーなど、幅広くお茶に関する道具をテーマの個展です。


 

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