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2005.3.11 [fri] - 3.20 [sun]/3.22 [tue] 17:00まで展示
その焼き物は、間違いなく、手の触覚を通して生まれたと、感じます。
新たな創造物となるべく、時間をかけ、愛情を持って、ヒトの手の中で、命を与えられた愛おしささえも感じます。
時間との勝負である磁土を、小さくちぎり丸めて型に押し付けたり、細長く切り,指先でクルクル巻いたり、引き伸ばしたり、貼り付けたりと、そして、パーツによっては轆轤成形もしています。
紬薬の色調も、今までの伝統的な磁器の色絵には、ないものです。
展覧会中眼にした人達の印象が、これほど違う比喩で返ってくる作品も、めずらしいです。
『茶道』に支えられ、『焼き物愛好』の永い歴史を持つ日本の陶芸界では、いつの時代にも、いろいろな反逆魂のウエーブがありました。
今、また、理屈抜きの新しい波を感じます。
川端さんは、導かれるままに土と対峙し、職人芸とアーチスト魂が合体したかのように、自然発生的に作品を生み出す作家の一人かと思われます。
不器用そうな印象をかもしだしながら、素材に対する感度の良いアンテナを持っているアーティストです。
生まれ持った素質を花開かせるべく、陶芸というジャンルの中で、新たな印象のアーティストに育って欲しい作家の一人です。