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February

2005-2-18 kudou.jpg

工藤 和彦 展 / Kazuhiko Kudou 陶器

2005.2.18 [fri] - 2.27 [sun]

1970年、神奈川県生まれ。現在は、北海道在住です。

1993年、『土が採れる、、』という情報に誘われるように、北海道旭川に移り住む。
自分の身長が生き埋めになるくらい深く、牧草地を一人スコップで堀り、その土を素材に器を中心に制作しています。
『掘った後、他の土で穴を埋めておく事が、約束です』
なんとも大変そうですが、北海道らしい、あったかい話です。

蹴ろくろで、ひとつ、ひとつ、ていねいに生成されています。
きめの細かい土質を生かし、土が耐えきれる ぎりぎりの温度と時間の限界まで焼き切っているせいか、手にとると思いのほか軽く、しかも、しっかりとした、安心感のある硬い質感が感じられます。
黄色味をおびた粉引の仕上げが特徴的で 外見は、土もの特有の柔らかい風情があり飽きのこない、使いやすい器です。

旭川での生活も早12年を迎え、この土地の持っている可能性を最大限生かし、じっくり腰を据えて 焼き物に取り組んでみようと 新たな意欲に目覚めているそうです。
サボア・ヴィーブル4回目となる今回の個展では、さまざまな形状での、一品モノ制作という意識の器展です。
   
信楽で修行中、知的障害を持つ人達に陶芸指導をした経験が、その後、モノを生み出す上での、自身の機動力となっているようです。
焼き物にとどまらず、幅広い知的好奇心に溢れた日々、若さと持ち前の感受性を生かして、『日常使ってみたい、現代の器制作』を期待しています。


 

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