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「土にふれる うけとるかたち」
2004-11-9 [tue] - 11-16[tue]
1989年に1回目の個展をしていただいて以来、これまでずっと隔年で展覧会を続けていただいている陶芸作家です。白い磁器、黒、グレーの土、それぞれを轆轤をいっさい使わずに成形します。
噐は、型を使い、手なりで無理のない形ながら、ゆき届いた心使い、はんなりとしたセンスの良さで、さすが代々の京都育ちを伺わせます。
一方で、彼女のオブジェ作品は年を重ねるごとに、力強さが増しています。素材を識るほどに、素材そのものの美しさも引き立てようと格闘しているかのようです。
磁土の塊をざっくり削いたり、手で握ったり千切ったり、引っ掻き傷のように表面を荒らしたりと、その土趾の表情はさまざまです。そして釉薬をかけずに磁器土を焼き締めて仕上げます。
フォルムの美しさもさる事ながら、素材と対峙しているアーティストの息づかいを感じるダイナミックな作品です。